金沢区のカフェ「金澤園」は、2020年にオープンしたカフェです。建物自体は1929年に東京の品川区から移築、入母屋造り(いりもやづくり)の、風情ある木造2階建てとなっています。
金澤園の前身は、桜木町に創業した料亭だとか。
1930年に旗亭(きてい)といわれる宿泊のできる料亭として開業したらしいです。
高台で眺めのいいこの建物、2階からは当時は海が見えたり、見嵐台や弓道場を備を持つ施設だったとのことです。
なんと、かの与謝野晶子や高浜虚子も訪れたという記録が貼っていました。
凄い歴史深い場所でした。
その後、リノベーションしてカフェが誕生したらしいです。
靴を脱いで1階のカフェスペースを見た後、2階へ! モーニングは1階で食べるそうです。
約30畳ほどの大広間。階段は急なので、手すりで慎重にあがります。
床の間やレトロな天井、窓の外から見える緑。以前は海が見えたという風景を想像しながら・・。
人気の季節のタルトを食べたかったですが、お腹がグーとなり、ランチメニューに変更。
ふわっとしたシンプルなオムレツ、添えられたパンがとても美味しかったです!
1階のお風呂場跡もどうぞとのことで見学。トイレの手洗い場も陶器でとてもレトロ。そのまま残してあるというのは素敵ですね。
1度は訪れてみてほしい、歴史ある建造物のカフェでした!
※上記記事は金沢区.jpスタッフにより取材掲載されたものです。
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