猪口 雄介 院長（ナルコ整体院)のインタビュー

この道を目指した経緯

　私は学校卒業後、一般企業に就職しました。ある時、私は社内の会議後に腰の不調を感じ歩けなくなってしまいました。会社に常駐していた看護師の指示で腰に氷を当て安静にしていると別の課の上司が突如やってきて私の腰につけていた氷を剥がしてお尻に手を当てました。何をするんだとその時は思いましたが、「動いてみなさい」と言われたので恐る恐る動いてみると先ほどまでの痛みが少し和らぎ動くことができました。そのまま社内の和室に移動して上司が先ほどよりも丁寧に手当てをしてくれると痛みは残っていましたが歩けるくらいまで回復しました。この奇妙な経験が私の中で強烈な衝撃を残しました。会社の定年を迎えたした後どう過ごしていこうと考えていた時にこの経験を思い出し、整体院をやろうと考え会社を退職しました。退職後、大和にある整体の学校に2年程度通い2001年に栄区本郷台で『ナルコ整体院』を開業する運びとなりました。整体院を開業して１年半程経った頃に、現在の施術の主となる気導術に出会い、技術を習得しました。この技術は揉むように見えて揉んでいない、こりを気で取り除くという技術です。栄区の皆様に寄与できるように日々尽力しております。

人に喜んでもらいたい一心

　私の施術する際に心がけていることは「人に喜んでもらいたい」「喜びを共有したい」という点です。このことを心がけながら日々施術に励んでいます。ぎっくり腰の方を例にすると、息をするのも大変な方や、トイレに行くにも地面を這ってしか行けない状態の方もいらっしゃいます。これまで、このように重度の方から軽度の方まで症状は人それぞれで幅広いのですが、施術することで痛みが緩和されて楽になってもらえています。他にも家庭環境によるストレスで悩まれていた方が施術を重ねたことにより気持ちが楽になり、大変感謝してくださいました。皆様のお役にたてることが私自身への活力、原動力となっており患者さんのためになることを先回りして解決していきたいと常に考えており、現在も皆様が健康になっていただけるように新しい療法の習得に勤しんでおります。

患者さんの悩みは千差万別だが気の力で解決に導く

　当院の患者さんの多くはご高齢の方ですが、中には小学生くらいの年齢の方もいらっしゃいます。ご相談を受ける内容としては肩こりや腰痛、その他の箇所の痛みやしびれといったものが大半です。肩こりや腰痛も昔とは生活様式が違ってきていることから痛みの原因が異なってきているように感じます。このような状況でも個人差はありますが当院で気を注入することで状態の緩和に繋げられます。また気を注入することで痛みの緩和だけでなく、心理的なストレスの緩和へとつなげることもできます。心療内科ではストレスの原因を聞かれて薬を処方すると思いますが、言いたくないストレスの原因を抱えている方もいらっしゃいます。言えないストレスとの葛藤が体に害悪を及ぼしているのです。私たちは気を注入し心の痛みを無言で緩和させることが出来ます。ご自分の中だけでストレスの原因を思い出してもらい、そこに気を注入することで緩和させます。これは他にはない施術方法です。また人間の体が元気でいられるためには内臓の健康が必要不可欠です。内臓に直接触れることは出来ませんが、内臓が活性化するような手法を多く用意しております。ぜひ体感していただきたいと考えています。

短い時間からでも施術することが可能

　接骨院と異なり当院では電気機器を使用したり、ウォーターベッドや吸い玉というような器具を使用することはありません。代わりに私の気の力を使用します。私自身の体を通して宇宙の気を患者さんのこりに流し込むことで症状を緩和させます。当院ではじめて施術される患者さんはその効果に嘘のようだと驚かれます。できるだけ短い期間（時間、回数）で治癒するよう努力していますが、施術時間は最長で２時間です。時間がないがとりあえず今の苦痛から逃れたいという方のために、15分コースも設けています。

地域の皆様へ

　栄区は横浜市の中でも特に高齢化が進んでいる地域です。もう歳だからと、なんでも年齢のせいにしていませんでしょうか？腰が痛い、肩が痛い。全てはもう年だからと諦めてはいませんか？もう年だからと諦めるの必要はなく、原因を突き止め、排除することで健康な生活を送れるようになることをお示し致します。体に触られたくない方には触れずに施術することも出来ますので、安心して施術を受けていただきたいと思います。よろしければ当院に皆様の健康な生活を過ごせるお手伝いをさせていただければ幸いです。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。