河村 雅俊 院長（河村デンタルクリニック)のインタビュー

幼い頃に通っていた歯科医院の先生が輝いて見えた

私の幼い頃は今と比較すると比較的虫歯が多い世代で私も歯科医院に通っていました。その通っていた歯医者の先生が働いている姿がエネルギッシュですごく輝いて見えまして、小学校の高学年くらいの頃には親に将来の夢は歯科医になることだと話していたそうです。その歯科医院には長くお世話になりまして将来歯科医になることを当時の先生に伝えた所喜んでいただけたのは覚えています。実際に歯学部に入学して臨床研修を終え歯科医になるのですが今の時代は様々な職種がAIに成り代わっている時代です。そんな中でも歯科医という職業はAIでは成り代われない大事な職業の一つであると働いて感じることが多いです。歯科医として港南区にある医院で研鑽を積み、2014年の3月に妻が六浦出身という点から慣れ親しんだこの金沢区の土地で『河村デンタルクリニック』を開業することになりました。

医療の基本であるコミュニケーションに重きを置く

『河村デンタルクリニック』では患者さんとのコミュニケーションを重要視しています。医療の基本ではありますが大変重要です。患者さんは自分の口の中で何されるか不明確な状態では不安を感じます。ですので患者さんには丁寧にこれから何をするのか説明することは欠かしません。患者さんのペースに合わせ、患者さんが施術内容を理解してもらえるようコミュニケーションをとります。また今の時代は昔よりも虫歯が少ない世代です。患者さんとコミュニケーションをとった上で予防にも力を入れております。虫歯が多かった世代の方には治療した後に再治療にならないような予防を。若い世代には虫歯にならないようにする予防を行なっています。今の患者さんは歯に対しての意識が高い方が多くいらっしゃります。昔はメンテナンスが医療保険外だったものが現在は医療保険内でできるということがその契機になっているんだと思います。なので患者さんも歯科医院に来院しやすく、こちら側も患者さんのお口の管理がしやすくなっています。毎日の患者様にやって欲しいケアで大事なポイントはまず歯ブラシ。これは皆様やっていただいてますが、それに加えて歯間ブラシやフロスといった補助器具を使うことです。これを使用してケアして、歯科医院でのメンテナンスで磨けていないところをチェックすることが重要だと考えています。

お子様連れの方も安心して通える院内環境

この地域の方は高齢者も多いのですがお子様連れの方も同じように多くいらっしゃります。常勤とはいきませんが当院には保育士もおり、患者さんのご希望がある時には答えるように準備しています。他にもスタッフに子供がいる方も多いので任せられる環境になっています。施設の面でも親御さんが治療中にお子さんを見られるように診療室の中にベビーベッドを配置している診療室があります。小さい時はベビーベッドを使用して大きくなると診療中はモニターでアニメを流して退屈しないようにしたり、キッズスペースも広くとっているので退屈しないように配慮しています。このようにお子様連れでも安心して来院できる環境にあるのでお子様を契機に親御さんも来院してメンテナンスをしっかりとやるよう意識付けをしていただければと思います。お子さんが通っていれば医院の設備やスタッフの雰囲気もわかりやすいかと思います。

患者さんの悩みの種類が変化している

今患者さんが来院されて悩んでいることで多いのは歯周病関連のお悩みです。昔は虫歯が先行していましたが今はこちらが多い。虫歯は極端に多いか少ないかで二極化しているのが特徴だと思います。私は六浦南小学校の学校医を行なっているのですがこれはお子様も同様です。将来歯周病で困らないよう今からメンテナンスに目を向けていただけると幸いです。

地域の皆様へ

私どもは今来てくださる患者さんへの管理の徹底と、また来ていただけるような努力を絶えず行なっていきます。開業から足を運んでいただけている方もいらっしゃり感謝しています。金沢区は歯科医院が多くどこで診療して貰えばいいのか迷うと思いますので迷う前に先ず歯科医院に訪れることをお勧めいたします。そこで合う合わないは分かりますので合わなければそこの歯科医院には通わなくてもいいかと思っています。当院は説明をしっかりしております。その説明を聞いた上で納得いただければ通ってください。地域の皆様がご自身に合う歯科医院を見つけていただければ幸いです。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。